妊婦のタバコ喫煙と胎児への影響2

母親の受動喫煙は喫煙と同等以上に胎児の健康に大きな影響を及ぼします。副流煙は火のついた部分から立ち上がる煙のことで、フィルターを通らないこともあって、多くの有害物質は吸い口から吸い込まれる主流煙に比べて2倍から4倍以上含まれています。受動喫煙により確実にリスクが上昇することが認められた代表的な疾患は、肺がんと虚血性心疾患です。子供への受動喫煙の影響としては、肺炎や気管支炎などの呼吸器感染症、気管支喘息の発病と悪化、咳などの慢性呼吸器症状及び中耳炎があります。また、出生後の受動喫煙は乳幼児突然死症候群のリスクを高めます。

 

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